6279 瑞光(東2) 2400円 +180円

6279 瑞光(東2) 2400円 +180円

昨日の第3四半期内容の続きを。同社の場合は衛生用品加工機の単独セグメントゆえにセグメント状況などの記述もありませんから、まずは同社のHPから同社の紹介をあらためて。同社の衛生用品は、子供おむつ製造機・大人用おむつ製造機・生理用ナプキン製造機が主力製品。世界最高水準の品質を誇る生理用ナプキンやおむつ類の製造を下支えする企業が同社と強い自負をのぞかせる自社の紹介コメントを掲載しています。創業72年で出荷実績33か国。同社の製品は同社独自の革新的技術を取り込んで日本市場で圧倒的なトップシェアを獲得しているとコメントしています。この圧倒的存在なら安定した業績進捗で成長を続けることができるでしょう。また、これから日本市場同様に高品質な生理用ナプキンやおむつの需要が拡大するであろう中国や東南アジア各国向けに、同社の製造用機械の輸出などが本格化すると思います。それはこれからも中長期的かつ安定的な成長拡大を確信しておいてよいということであると同時に、中国や東南アジアの需要拡大が本格化しようとする中で、中長期的な拡大だけでなく短期的にも強い成長拡大を始めた可能性があるということだと思います。ちなみに第2四半期は売上111億円、営業益6.9億円、経常7.5億円、純益5.7億円でした。すると第3四半期期間9~11月期の世界的に景気が踊り場だった時期の同社の業績は売上70億円、営業益3.6億円、経常4.3億円、純益3.0億円だったことになります。文句なし。抜群の安定ぶり。最終期に利益が集中するから通期予想のそれぞれ、売上252億円、営業益18.5億円、経常19.8億円、純益12.8億円、一株純益195円はリアルに達成するものと判断してよいはずです。今後の注目は売上です。同社は収益構造を改善して安定した利益を生むことができる収益体制の確立に成功しつつあるように思います。ならば今後、売上が増加していけば、16年2月期の売上335億円、営業益36.5億円、経常37.4億円、純益25.1億円、一株純益382円に向けて業績拡大していくものと考えます。この16年2月期の過去最高益をいつ更新するのかが最大の注目点と考えています。今日の高値は2520円。三益半導体と違い商いが極端に薄く買いづらいので、強気買い本格買いは日脚の陽転の2650円からとして、2600円以下はコツコツと打診買い程度とします。12/26(買い推奨開始・第3四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①2550~2600円(レシオ13倍強)②2750~2800円(レシオ14倍強・週足陽転)③2950~3000円(レシオ15倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3000~3100円(レシオ16倍)②3350~3500円(レシオ17倍強・一株純資産3676円)】。SP