8095 イワキ(東1) 401円 +11円

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第2四半期を発表。売上3%増290億円、営業益3%増8.5億円、経常0%増9.1億円、純益28%減6.1億円、一株純益19円で着地。上々です。期初の第2四半期予想は営業益5億円、経常5億円、純益3億円でした。それを通期とともに5月に上方修正。その修正した数字、営業益8億円、経常8.6億円、純益5.6億円を更に超過して着地に成功。満点です。満点の更なる理由はその挽回率。第1四半期の営業益はたった0.7億円で大幅減益でスタート。わずか3~6月の3か月で7.8億円の営業益と8.2億円経常益を稼ぎだした勘定になります。ならばです。5月に修正した11月通期予想の売上590億円、営業益1%増16億円、経常3%減17.2億円、純益5%減11.8億円、一株純益36円も大幅に上方修正する可能性大と予想しておいてよいはずです。一株純資産は571円。配当は10円50銭。セグメント状況は・・・・①医薬・FC事業→輸入原料の大幅値上げや後発医薬品薬価改定で収益環境が悪化した業界の中で、安定供給・高品質・低価格な中間体医薬品原料の拡販に注力し、新薬メーカーに特化して提案型の営業活動を展開。またコスト増に対応するために、自社自身も生産性改善に積極的に取り組んだとコメント。しかし、製品ごとに好調不調がまだら模様。新薬メーカー向けの中間体は増収。後発医薬品メーカー向けの医薬原料は減収。一般医薬品向けの解熱剤、ビタミン剤好調。米国向け血管収縮剤原料好調。外皮用剤は全般好調。抗真菌剤なども好調。ビタミンC末も好調。うがい薬は低調。売上は0%増の106億円と前期並みを確保して(第2四半期で挽回して)、営業益は薬価改定の影響をまだ少し残し3%減の7.6億円。しかし第1四半期と比べると天国と地獄の様変わり。上々。②HBC事業→インバウンド需要やドラッグストア市場の拡大や業績好調を受けて、機能性食品や化粧品など向けの原料供給好調。売上6%増121億円、営業益5.8倍の0.8億円。上々。③化学品→スマホ向けの表面処理薬品は低調ながら半導体向けは好調で着地。また第3四半期から日立化成のプリント配線板用薬品事業を譲り受け事業拡大の予定。売上0%増30億円、営業赤字0.02億円は待望の利益寄与を本格化すると予想します。④食品事業→売上10億円で営業益0.1億円。⑤感想→主力事業好調ゆえに満点に近い合格点です。明日は打診買い。下値は2月安値376円、4月安値380円で堅いはずで400~380円が下値岩盤と考え打診買い。420円の日足陽転から本格買い及び強気買いとします。昨年すでに売り指示したので目標株価は再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①450~460円(50週線回復・レシオ13倍)②500~510円(レシオ14倍)③540~550円(レシオ15倍・1月年初555円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①550~570円(レシオ16倍・一株純資産571円・17年高値569円)②600~610円(今期EPS40円予想しレシオ15倍)】とします。第3四半期確認後に最大目標の引き上げを含めて再設定する予定とします。10/12(売り場探し開始・文句なし第3四半期・概況・セグメント状況)10/11(慎重な投資姿勢に転換・目標修正)7/28(早々11月通期上方修正・目標修正)7/14(上々の第2四半期・すでに上方修正発表済み・概況・セグメント状況・目標修正)7/10(ここから買い場探し慎重に・目標修正)検索チェック。SP。