日経平均CFD 21212円 -512円

日経平均CFD 21212円 -512円

東京市場の21181円からわずかにプラスで海外市場を通過しています。NYダウも24217ドルと大幅安したものの24538ドルで70ドル安に戻して終了。26Pまで上昇した恐怖指数も19pに下落しています。ドル円は105円75銭と相変わらず円高ながら、ユーロ円は130円と大きな変動は無し。来週も貿易戦争の行方に関して警戒感が強い動きとなることでしょう。ただ、その動きも徐々に沈静化すると思います。デフレからインフレと同様に、世界の仕組みが激変しようとしています。その波乱の一つに貿易問題が急浮上しました。ひょっとしたから、イエレン議長が最後まで解けなかった謎はこの貿易かもしれません。失業率が低下し始めるとインフレになるという経済の常識が通用しない低インフレに悩まされて来たイエレン議長。これを『謎』と言いましたが、この低インフレの原因は労働単価の低い新興国からの輸入のために(輸入に依存する経済システムに陥っているために)、国内のインフレや賃金の上昇につながりにくい状況となったのかもしれません。そうなると、良い悪いの違いはあれど、通商や貿易に緊張感が生まれる方がインフレ加速となり、賃金の上昇はのみならず株式市場にも間接的にプラスとなるのかもしれません。それにです。インフレの株式市場や世界市場を記憶するアナリストが少ないと同じで、この通商もしかりです。私がこの世界に入った時には日米の貿易戦争など日常茶飯事でした。デフレからインフレになるように、貿易通商も昔に戻ろうとしているのかもしれません。しかし、いかに、トランプ大統領が保護貿易主義に凝り固まろうとも、世界経済の最大の受益者が米国である事実が変わらない以上、貿易状況がさほど激変するとも思えません。また、もし、次の中間選挙で共和党が敗北すれば、トランプ大統領は任期2年を残して早くもレイムダックとなってしまいます。振り上げたこぶしは徐々に小さいものに変わっていくことでしょう。いずれにしても、来週は、相場の落ち着きを確認する週となります。ですから、まだまだ警戒モードで臨む必要はあります。しかし、急騰する必要はありません。ベストは動かないこと。下げの理由は高すぎたから、買い過ぎたから。高すぎた銘柄から安すぎる銘柄に資金シフトが必要。そのシフトの時間中、日経平均もNYダウも動きが小さいながらも、コンスタントに実需買いが起こる方がベストです。バカの何とかは米国にもあります。日本ではバカの何とかでファナックや安川電機、ファーストリテ、任天堂などの集中買いしたり、それに絡んで指数買いETF買いが起こりましたが、米国もアマゾンなどIT株をバカの何とかで集中買い。そのためにNYダウだけ高すぎるわけです。日経平均と同じ理屈です。この高すぎることに是正相場が必要。その全体の是正相場は、個々の株にとっては上げ相場を単独で作ることができる相場となれるはずです。そのような相場が生まれてくれるのか、あるいは物色の矛先を変えながらもじりじりと日経平均も上げてくれる相場になれるのか、来週以降の調整後の相場を確認してゆっくりと判断して行きたいと思います。日経平均に今最も望むことは、上げなくていいから大きく下げないで欲しい・・・の一点です。個別株なら、日経平均が100円安200円安くらいなら、逆行高する株も多数現れると思います。